皆さまこんにちは!私は主婦のピークオッド乗組員です。
宇宙のことは娘が宇宙好きになるまで遠い世界の話だと思って生きてきました。
今日はそんな私がブログを担当させていただきます。
私がこの場にいる全ての始まり、
それは宇宙大好きな娘の会話についていけず「宇宙探査 AI」とネットで検索をかけたことでした。
AIが宇宙をみたらどんな風に見えると思う?と親子で話していて、
他の人はどんな事を考えているのか見てみよう!と思ったのです。
すると小野さんのブログが出てきて
ぐいぐいと文章に惹きこまれ、親子でとても感動し、それ以来ブログを時々覗くようになりました。
それが私のピークオッド乗船の始まりでした。
ブログの著者がリビングの本棚に並んでいた
「宇宙を目指して海を渡る」の小野雅祐さんと気づいたのはしばらく経ったときの事でした。
あの本の方だ!と気づいた時の衝撃。
私は小野さんの文章に偶然二回出会って二回とも惹きこまれたんだと自分に驚きました。
宇宙の圧倒的な知識量、情熱、取り巻く人間模様、愛情、それらの熱量、
そんなものが渦巻いていて感情を揺さぶってくる小野さんの文章が好きなのかもしれません。
「宇宙に命はあるのか」のチラシが届いた時。
箱をあけたらたくさんの緩衝材、それを掻き分けけ掻き分けして見えた小野さん撮影の夜空、文字、手に取った束の重み。
小野さん手書きの郵便で届いたPOPは、
真っ黒の下地がきれいで汚れない様に端をそっと持ち、並べたり写真に収めたりしばらく眺めていました。
この本は多くの人の目にふれるべきなのではないか、
私のように小野さんの言葉や感じ方に心が動かされる人がいるのではないか。
この本を読んで将来が変わる子供がいるのではないか、
とただそういう掻き立てられる一心で
書店さんや配ってくれる知り合いにチラシと直筆POPを渡しました。
読書会から発売日までの数か月、年代を超えて素敵な方たちと知り合えたこと、
一緒にワクワク出来たこと、
この本が人の手に渡っていく様子をピークオッドの皆で感じることができること・・・
本当に嬉しいです!
なお私は自宅から半径四キロ圏内で船外活動をしていましたが、
高校生娘は冬休み研修旅行でフロリダやボストンに行き、
ピークオッドのワッペンを宣伝したり、
MITで小野船長のお知り合いに偶然にも学内を案内して頂いたり、
遠い場所で船外活動ができました。
スペースXの打ち上げが延期されていたため、偶然見ることが出来たり、
先月亡くなったジョン・ヤング宇宙飛行士とランチして、「人はなぜ宇宙に行くと思いますか?」
と聞けたこと、握手できたこと。
その確率は1千億分の八くらいかもしれません。
このランチ会の二十日後にジョン・ヤング宇宙飛行士は肺炎で亡くなられました。
本当にお元気だっただけに娘たちもショックを受けています。
読書会で貰った刺激やご縁が波紋のように広がり、多感な時期の娘にかけがえのないものをプレゼントしてくれています。